桜の花がチラホラと咲き始めましたねーという書き始めにしようかなぁなんて、ぼんやり思っているうちに満開になりましたね !
すでに日傘をさして歩いている方も見かけるようになり、
気がつけば、手の甲と手首の皮膚の色が薄っすらと違う…
3月は紫外線が強いのでした。
桜といえば、5年ほど前ですが、京都の常照皇寺に桜を見に行ったことがあります。
京都で乗ったタクシーの運転手さんに、京都の桜の名所はどこかと尋ねたところ、
「明るい桜と切ない桜、どちらがいいですか?」と聞かれたので切ない桜を選択し、教えてもらったのでした。
行ってみようと京都駅で集合して場所を確認。思ったより遠くて、みんなでびっくり。
それでも、市街地を離れてのどかな景色の中を走るのも、また良いものでした。
常照皇寺の桜は樹齢300年以上といわれているそうで、幹は朽ちて大きな穴が空いていたり、
斜めに伸びていて、枝は細く、何本か支えの棒が立てられていました。確かに切ない。
けれど、静かな佇まいは美しく、長い時間をかけて培われた力強さも感じました。
都から離れたこの場所で、自由に出かけるられることも少なく、庭の景色で季節の変化を感じて生活していたのでしょうね…それを想うとなお切ない。
自由に出かけられるって、かけがえのない事なんだとしみじみ思いますね…
さて、写真はいちごを使った小さなデザート。「いちごと春菊のソルベ、ライムの泡」
甘みとほろ苦さと酸味、香りの一皿です。12月から並び始めるいちごですが、本来の露地物の旬は3月から4月。甘さが強くなります。今や真夏に収穫できるいちごもあるそうです。
この時期にしかないものといえば、ホワイトアスパラガスやホタルイカ。
春キャベツも甘みがあって、柔らかくて美味しい。味わいや香りはもちろん、見た目にも、
春を感じて楽しんでもらえるようにと考え、皆様のご来店をお待ちしております !
「思ってたのと、全然ちがーう。」と言われると、ニンマリしてしまう…
「私、今日来て本当に良かった。最近ずっと家にいたから…。」なんとも嬉しい言葉です。
「早く普通の生活がしたいよー。」みんなの願いですね。
4月21日までディナーは22時までの営業となりますので、よろしくお願い致します。
ご予約をお待ちしております。
人生2回目のいちご狩り。
岐阜県多治見市にある
「廿原ええのお」さん。
今、この農園のマイクロ野菜を使用しています。とても小さいのですが、しっかりと味があり、えぐみがない。
美味しい野菜です。
いちごも、もちろん美味しい!
指定されたレーンのいちごは食べ尽くしたかなぁと思うほど頂きました。
さらに買って帰りたかったけど売り切れ…残念です。お砂糖かけて冷凍保存したかった…。