「今日はね、孫の誕生日のお祝いなの」
2020年であり、令和2年の2月2日に22歳の誕生日を迎えたお祝いの会。
「それで私達夫婦は今年80歳。8080よ!」
と明るい家族の皆様。
22歳のお孫さんは、ご家族の影響かワインに興味があり、自分でも買いに行き、店員さんに色々教えてもらってるらしく
「すっきりシャブリが好き」とのこと。
最近の若者は、お酒を飲まない…なんて、一括りにしてしまってはイケマセンね。
ちょっとしたきっかけで、何かに興味を持ちはじめたりと人は変わるもの。
さて、写真は、「フォワグラと金柑」
チラッと見えている一番下にマスカルポーネチーズと塩昆布。金柑のコンポートの中にフォワグラブリュレ、そしてヴィネグレットのメレンゲ。
フォワグラの香りとコク、甘さとほろ苦さと酸味と塩気…小さいけれど、色んな味が込められている一品。
塩昆布…小さい頃、美味しくないと思っていたものの一つ。あとは、ラッキョウとナスのお漬物。どれも今では好きなものになり、偏見から食べられなかったナマコも柑橘でマリネしたものを食べたら美味しかった。
味覚だけでなく、好きなもの、やってみたいこと、良いと思うものも、変化するもの。
今年は変化を恐れず、いろんなことにチャレンジして進化できると良いなぁと思っています。
本年もどうぞよろしくお願い致します(遅っ、今更でごめんなさい)。
私の場合は進化ではなく「それ老化(笑)」とシェフに言われたりしてるのですが…
ひどーい。負けないように頑張りまーす。
山菜がもう出始めていますねー。
寒さの中にも、春が近づいているなぁと感じます。今月のお料理はそういう感じ。
竹の子、セリ、菜の花、そしてイノシシ、山鳩。オニオングラタンスープもあります。
冬の味覚はそろそろ終わりですね。
ご予約をお待ちしております。
変わってほしくないものといえば、冬の雪景色。
営業していないのは知りつつ
スキー場近くのお蕎麦やさんまでお昼を食べに行く。
「大阪から移住して20年。雪のないお正月は初めて」とご主人。
何十年かに一度くらいは、そんな事もあるのかも。
雪遊びの子供達は来ていたので、スキー場のレストランは営業していました。
お正月にリフトが動かせないことの落胆は計り知れない…それでも笑顔のスタッフの皆様、
美味しい濃厚ソフトクリーム、ごちそうさまでした!
どうか、この暖冬が当たり前になりませんように…